(基本理念)
小児がんは成人のがんとは異なり小児特有の様々な問題があります。長期化する入院生活が心身の成長に及ぼす影響は多大であり、また退院後も子供たちは、心理的・身体的・社会的問題を抱えて一生を過ごすことになります。そのため医師との信頼関係を保ちながら、患児の親が互いに協力し、励まし、助け合うことにより、子供たちが安心して治療を受け、より良い入院生活を送れるような環境を整えることが肝要です。
本団体は、親単独の会ではなく、医師の指導・協力により親に対して医療の知識を高め不安をあおることなく治療できるように学習する、また親同士の経験や体験を話し合い情報交換をできる場所として1990年11月に発足いたしました。

第1章 総則

(名称)
1.本団体は順天堂医院小児科親の会「えくぼ」と称する。

(事務所)
2.本団体の事務所は代表幹事宅とする。

(活動内容)
第3条 本団体は目的を達成する為に次の活動を行なう。
1.公益財団法人「がんの子どもを守る会」、「親の会連絡会」との連携
2.交流会の開催(おやじの会 バーベキュー大会等)
3.J&Mキャンプ開催(「子どもゆめ基金」助成対象)
4.学習会の開催(医師・専門家による講演)
5.その他目的の達成に必要な活動

第2章 会員

(会員)
第4条 本団体の会員は、小児がんで順天堂医院小児科に入院した患児とその家族、患児を取り巻く人たち(医師、看護師、チャイルドライフスペシャリスト、ソーシャルワーカー等)、及び本会の目的に賛同する会員により構成する。

(会費)
第5条 本団体は会費を集めない。会員が本団体が開催する活動に参加する際には、活動ごとに参加費を支払うものとする。

第3章 役員

(幹事) 
第6条 本団体に次の役員を置く。
代表幹事 1名
幹事   4名

(幹事の職務)
第7条 幹事の職務は、本団体の目的を遂行するために必要な事務及び連絡業務とする。

第4章 会計

(財源)
第8条 本団体の活動に要する諸経費は、寄付金及び助成金によって賄われるものとする。

第5章 会議

(定例会議)
第9条 本団体は毎月1回の定例会議を設ける。定例会議において、本団体が開催する活動についての協議・連絡・報告を行う。
その他必要であれば緊急に会議を招集することができる。

附則1
この会則は平成25年4月1日から適用する。

附則2
本会則を令和3年5月1日改定する。

この会則の記載内容について事実と相違ないことを証明します。

令和3年5月1日
代表幹事 竹村 詩穂